大阪のNPO法人Jaeeでは、小学校から大学生までそれぞれのステージにあった起業家教育に取り組んでいます。昨年から「社会人にも社会起業家精神を!」という目標を掲げ、第一弾として「ワーク・スタイルCafe」を開催しています。
「ワーク・スタイルCafe」では、今の社会の働き方に不安、危機感、問題意識などを持ち「社会の課題解決を仕事にできたら」「働く意味を知りたい」と思いながら迷っている人たちが、月1回のCafe空間で、テーマ(社会的課題)を見つけ、オンリーワンに磨きをかけ、アクションに必要なものを身につけて一歩踏み出していく場です。
参加者は、20代〜30代前半の社会人。大企業(メーカー・SE・金融等)、中小企業(新聞社、教育)、公務員、NPO、独立・フリーなど多彩です。ぜひ、関西地区の方、ご参加ください! お問い合わせはこちら(work_stylecafe@yahoo.co.jp)まで
12月のワーク・スタイルcafeでは、「働く」をめぐって私たちが何を問題に感じているのかを討論しました。
 
■ 討論で出た意見
◆会社員に思いやりがなく、疲れきっている人が多いように感じるのは、競争社会をあおりすぎているためではないか。「勝ち組と負け組」という考え方は一つの軸で会社や働き方・生き方を評価しようという感じがして、バランスが取れていないように思う。

◆会社内で相互の思いやりに欠けていることが気になる。それは、会社にいることへの充実感が無いためではないか。自分のやっていることが総合的にきちんと評価されないため、認められるには目標を追いかけざるをえなくて、お互いに目を向けることができなくなっている。社会の環境はどんどん変化しているのに、会社は昔のままの感が強い。

◆若い社員に、認められていることを実感できていない人が多い。多くの会社員が「働くことの意味がわからない」「社会の中での自分の仕事の位置づけがわからない」と感じ、そこから自分の存在意義に疑問を感じているように思う。分業が進みすぎ、仕事の全体像が見えていないのではないか。分業自体は必要だが、同じ会社の中の仕事の間のつながりがわかり、自分の仕事の意味を実感したいという人が多いのでは?

◆納得性のある評価制度ができていない。実力主義と安定志向の2分化が進んでいるが、「実力主義=成果が全て」のようになりがちで実力主義の中でもセーフティネットが必要だろう。適切な制度を確立すると同時に、適切な制度の運用も大切だ。

◆日本全体が裕福になり、双六の「あがって」しまっている状態になっているのが、仕事にやる気が持てなくなる大きな背景ではないか。特に会社の上司にその傾向を感じる。お金も地位もある上司に向上心が無くなっているので、彼らを働く上でモデルにできない中で、どのように自分の働き方の身近なモデルを探せばいいのか。

◆若い世代には、今までの裕福になるモチベーションから、お金ではないモチベーションが若い人たちに生まれている。それは役に立っている実感だったり、誰かに目を向けられることだったりと、意外に今の上司がちょっと意識をすればできるようなこと。でも、それも今までの成功体験や組織文化があり、「大人」たちはなかなか若者に目を向けられないし、やりたくてもやり方を知らない。

 

■ 参加者の声

◆金銭的に裕福になった環境の中で、若者が働く実感を見出すには、「ボーダーを超える」場所が必要だと思う。地域コミュニティの中での「場」で、年齢や仕事や立場も違う人たちが相互にコミュニケーションをする環境があることで、他者から個人が認められる、一緒に何かを生み出していくことができる。そのような場を作っていくことに挑戦してみたいと思います。
◆私がこのワークショップを通して、やはり、仕事の意味をわかっている人は少なく、だからみんな混乱しているのではないかと思いました。自分の仕事の意味をわかれるものをやりたいと思います。みんなが問題だと思っていること、困っていることがわかってくると、それがビジネスチャンスになるんだと感じました。
「働く」をめぐる議論への参加を希望される方は、コミュニティへご登録ください。また、ビジネスプランコンテストでは、仕事の意味を多くの若者が感じとれる社会に近づくための事業プランの提案をお待ちしております。
トップページ
Voices from Community
登録者から寄せられたメッセージを紹介
大阪で開催されたJaeeワーク・スタイルCafeの模様をレポート!
第1回 若手社会人座談会
大手人材系企業やITベンチャーなどに勤める若手6名が参加!
就活中大学生あっきーの
「働くって何?」
コミュニティ登録
メールニュースをお届けします
 

- バックナンバー

主催:Work-Life Innovators' プロジェクト
Copyright(C) 2005 ETIC. All rights reserved.