+ゲスト+
藤原 明さん
(りそな銀行地域サポート本部プランニングマネージャー

<藤原さんと参加者との質疑応答>

一人だけど一人じゃない

Q:プロジェクトは何人くらいでやっているのですか?

藤原:社員で正式な担当は僕一人です。でも、何かやりたいって言ったら皆、手伝ってくれるんですよ。銀行内でのイベントは金庫もあるので警備等なかなか大変ですが、休み返上で頑張ってくれます。頼みに行くと興味を持ってくれて。そんなところから最初の関わりが始まってます。

先輩、後輩、一人ひとりの能力がもったいないことになっているのを変えたい

Q:「銀行を変えていったら“おもろい” かも。」って思うようになったきっかけは?

藤原:大学生の頃は、「銀行に入ったら、プロフェッショナルの集まりの中で、バリバリ働いたるわ。」と思っていました。それが、銀行に入ってみると人は保守的で機械化も遅れてる。銀行に華やかなイメージを持っていたのに、悲しい働き方をしてると感じたんです。
 辞めようかなあ、耐えられないなと思ったのだけど、自分でこの会社変えたら面白いな、もしかしたら一生の仕事になるわと思ってしまった瞬間があったんですよ。たぶん、休みのときに車を運転していたときにひらめいて。
  銀行の中には、工夫すべきところがいっぱいあるので、いろいろな提案をしたんです。すると、上司に「誰にもの言うてんねん」と言われながらも、「でもそれって、ええことやな」という具合に広まったりしたんです。いろんなことを変えていくうちに、だんだん認められていったように思います。
 銀行には、とても能力の高い人がいっぱいいるんですけど、それを使っていない人が多い気が今もしますね。もったいない。だからもっと踏み込めばいいのにって思うんです。僕は後輩には「俺のたどった同じ道をたどる必要ない。近道せい。」って言ってます。近道すると、みんな戦力になりますし。
 こういうしていくうちに、何かみつけられたような気がして自信がでてきたんだと思います。営業で、外回りをしたら、お取引先のいろんな悩み聞きます。聞いて、「あ、なんかこれできるわ」と思ったらコネクションをつかって解決していく。そうすると喜ばれるし、いい関係をずっと続けることができる。今と立場は違いますけど、いろんなお取引さんのために何かをやるという意味で、営業のときも同じようなことをやってたんですよ。

Q:自分は会社に一度入って、どうしても会社の方針が納得できなくて、短い期間でやめちゃったんです。

藤原:でも、それもいいと思いますよ。僕も辞めてたら、辞めてよかったと言っていると思います。そのときの環境を楽しむタイプなので。
 ただ、周りに銀行に入って目が死んでいく人がいる。それって、めちゃ悲しい。やっぱり、変えたいと思うんですよ。
 僕は死ぬとき後悔したくないけど、死ぬとき後悔しそうな人いっぱいいるじゃないですか。その人に気づかせてあげたいなあと思ったんです。これは僕の永遠のテーマです。

新しい銀行ができるか、行く末を見たい

Q:銀行が急に経営状態が悪くなったのって、だいたい何年目ぐらいなんですか?

藤原:約3年前なので、入社12、3年目ですかね。その時は営業をやってたんですよ。金曜日の夜で、たまたま遅く家に帰ってNHKのニュースを見たら、りそな銀行が公的資金の申請をしたと報じていて。
  営業は楽しい仕事だけど、ただ非常に高い収益目標がある。それが厳しくなると現場は疲弊する。
 僕はリーナルを使ってうまく地域の基盤づくりができたら、自然にお客さんから来てくれるようになるんちゃうのと思っています。絶対に近い将来そうしないと、銀行の未来はない。銀行ってものをつくっているわけじゃないし、なにか生み出してるわけじゃない。けれど、すごい顧客群を持っていて、その力を借りたらなにかできると僕は信じている。これだけの人がいっぱいおるんやから絶対できると思って頑張っています。新しい銀行ができるか、また昔に戻るか、これは一つの勝負です。その行く先を見たい。だから、りそな銀行以外の仕事を考えたことがないんです。

まず近場のネットワークから始めるとよい

Q:リーナルは、天神さんのはんこから始まったということでしたが、その最初のはんこは、どのようなきっかけがあったのですか?

藤原:僕は、銀行が地域おこしのようなことやるべきだと以前から思っていたんです。営業のときは、商店街にある支店にいて、しかも、大学では商店街研究をしていたので、ゼミの先生がその理事長さんとめちゃ仲良かったんですよ。これは、もうやるしかないでしょ。
 みなさんも何か材料を持っていると思うんですよ。一番いいのは、自分の近場のネットワークだと思います。ひとつ何かをやったら、そこで効果が生まれてつながっていくということを僕は体験しました。やっぱり、形にしようと思ったら自分の持っているリレーション、ネットワークをうまく使ったら一番近道ですよね。それは誰にでもあると思います。

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