〜JCBポジティブアクション推進委員会の活動から〜

JCBのポジティブアクション推進委員会について(後半)
   株式会社ジェーシービー人事部 谷本香織さん
 
建設的な議論を進めるための工夫

 推進委員メンバーからは様々な解決策(取組み案)がでてきました。解決策(取組み案)の中には、「自分たちでできること」と「会社や人事部が行うこと」がありました。この2つを区分せずに解決策を進めたのでは会社へ提案しただけで終わってしまいます。
  そこで、推進委員メンバーには「会社や人事部が行うこと」は会社への提案として最終報告時に提言いただき、残り半年間の活動では「自分たちでできること」、すなわち活動内容を広めて、みんなの意識を変えるための取組みを実際にしてもらうことにしました。
  そうはいっても、最初は「こうして欲しい」という要望や「会社を変えたい」という提案が多くあがってきました。中には、新しい発見につながる提案もあればすでに人事部で検討していることもありましたので、提案されたことは真摯に受け止めてひとつひとつ現在の検討状況や人事部の見解について回答していきました。実際によい意見はすぐに人事部内で議論しました。大阪で実施した子供参観日などは、社員の声が参考となり取り組んだ例です。

 「会社や人事部が行うこと」については、人事部で責任を持って対応することで、推薦委員メンバーには自分たちでできることに取り組んでいただくようにしました。

 活動の最後には、社長への最終報告会も実施しました。三鷹分科会では人員構成の課題を扱い、そこから新入社員研修の充実の提案がありました。これはアンケート結果や議論のプロセス等も踏まえた、かつ現場で働く社員からの提案でしたので、社長を含めた役員たちにも納得感があったと思います。実際に、新入社員研修プログラムも次年度より提案内容を踏まえて変更いたしました。

 推進委員会の成果は何かと問われると声を大きくしていえることはありません。しかしながら、少なくとも推進委員メンバーと会社や人事部の間で考えていることを深く共有できたことは大きな成果だったと思います。一緒に職場で働いている人たちが、一人ひとり自分の会社をよくしていこうという気持ちになってくれたことと、そういう提案が実際に企画に活きて、取り組みをしていけたことが社員のモチベーションに寄与したのではないかと思います。

人事部から現場へのアプローチが必要

 ポジティブアクション推進委員会の活動を終えて、今、考えていることは社員全員がJCBの良さやJCBに脈々とながれる思いを知ってほしいということです。JCBにはJCBが今まで築き上げてきたものがあり、先人たちがどのような熱い想いを持って開拓し今に至っているのか、知ってほしいのです。

 以前は自然と上司や部下との交流で受け継がれてきましたが、最近はなかなか役職や年次の異なる間でそういった話をする機会が減ってきており、知らない若い人が増えているのではないかと感じます。そのようなことを知らないままに辞めていくことはもったいないことだと個人的には思います。
  社員間のことなので何もしないのが通常かもしれませんが、JCBでは最近、執行役員や部長が「自分がどう働いているか」「JCBはどういう会社で、どう働いて欲しいか」ということを、入社年次の短い社員に伝える社内講演会を実施する等、人事部からアプローチを行っています。そのような活動も今後さらに必要ではないかと考えています。

以上

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